先進地視察②


今年2回目となる先進地視察は岩手県大船渡市、大船渡市魚市場へ。

 

産地市場の電子化した当魚市場は魚の売り買いはセリではなく、タブレットによる電子入札
となっています。また魚の荷揚げに使うタンクやフォークリフトもIT化されており、魚市場
としての業務のほとんどがシステム化されています。
買受人や市場職員両者にとって作業効率が格段にあがったそうです。

お話していただいた大船渡市魚市場の佐藤さんは、30年前から電子化の構想があったそう。
反対意見や課題も多かった状況で、なんとか周りを説得し電子化へ向けた準備と並行して
魚市場の高度衛生管理施設への改修工事も後半へ差し掛かった頃、そこへ東日本大震災で被災。それでも、あきらめず長年想い続けた構想を2016年に実現させました。

自分の構想を実現させることはただでさえ容易ではないのに、被災して挫けてもおかしくない
状況で想いを貫き通す事は、ただただ凄いの一言に尽きます。

前回の視察も含めて同じ事を実現させるのは難しいにしても、現状より良くしたいという強く
想う姿勢は見習っていきたいと思います。


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